2008年05月29日

「伝統左官講習会in淡路島」レポートbS

平成20年5月18日(日)午後からの講習の模様をご紹介します。

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京都山本講師による土の蛇腹に添って型を滑らし、体験してみる受講者。山本講師の型は幅が厚めです。山本講師が蛇腹を引いていると簡単そうにみえますが、初めての人は首をひねりながらの体験で、少しずつしか進みません。定木は頻繁に汚れをとり、蛇腹にがたつきがないよう注意が必要です。
この土での蛇腹引きができないと、次に紹介する植田講師の漆喰蛇腹は上手くできないそうです。

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今回の講習会の発起人「左官を考える会」代表の淡路:総合建築植田の植田俊彦講師による、漆喰蛇腹引き。
年間5000u以上の漆喰仕事をこなし、100以上のパターン模様を使い分け、漆喰蛇腹もすいすいとやってのける親方です。


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漆喰蛇腹の出隅の処理。出隅・入隅がいかに丁寧にきっちりとできているかで蛇腹を引いた部屋の雰囲気が左右されます。
良い職人の仕事は全て、手早くきっちり丁寧で動きに無駄がないように思います。

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植田講師の数あるパターンの中から、比較的簡単なパターンを紹介。
鏝を使わず、施主の方にも参加していただけるので、仕事がとりにくいと思われている内装の漆喰仕事も提案次第では難しくないと思います。


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2日間の講習中、よく見かけたのが職人同士の鏝談義!
今回は鏝鍛冶屋さんも何社かみえていたので、鏝に関する知識が更に高まったようです。左官職人は壁は塗れても鏝は打てません。職人としての要望をしっかりと伝え、自分の手となる鏝を作り続ける事のできる鏝屋を大切に、互いに向上していけるような関係であって欲しいと思います。
posted by かべっ子 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 実技講習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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